秋の夜長に!泣ける漫画5選!

日常

秋といえば、読書の秋!

今日は年間100~200冊くらい漫画を読むしろくまが、実際に泣いてしまった漫画の中から、
1巻だけでも泣けちゃう、コスパのよい?漫画を紹介します!

1作目 不滅のあなたへ #大今良時

1作目はチート能力持ち主人公なのに俺tueee!じゃない!
大今良時先生の作品「不滅のあなたへ」

冒頭のあらすじ

物語は「観察者」がまだ自我も意識も持たない「ソレ」を地球に投げこむ描写から始まります。
「ソレ」は、ノアの箱舟のように地球上のあらゆる種を保存するため、近くのものをコピーし、自分のものとする力を持っていました。

球は少しづつ近くのモノへ姿を変え、吸収していき、やがてレッシオオカミの姿を得て、一人ぼっちの少年と運命の出会いを果たします。
レッシオオカミは少年の友だったようで、少年は違和感を覚えつつも「ソレ」に話しかけます。

感想

「ソレ」が最初にであうこの少年が、実はコミック表紙に描かれた白髪の少年です。

この少年が、なぜ一人なのか?
この少年が目指すものは何なのか?
そしてその後どうなったのか?

そんな事が少しづつわかってくこの冒頭の話。涙無しには読み進められないでしょう、、

その後の話も救いのない話ばかり、
なのに明るくテンポよく展開していく話に、時間を忘れて読み進めてしまいました!

2021年10月現在で最新16巻。
あっという間に読み終えてしまう可能性の高い漫画ですので、気になった方はぜひ手に取ってみてください!

ちなみに僕は、グーグーが一番好きです!

2作目 当て屋の椿 #川下寛次

2作目は、大人向けなミステリー
川下寛次先生の作品「当て屋の椿」
 注)エロ・グロが苦手な方にはおすすめできません。

冒頭のあらすじ

舞台は江戸時代、主人公は女性が苦手な自称浮世絵師 鳳仙。
生業とする浮世絵は鳴かず飛ばずで、副業として始めた春画で生計を立てる毎日。女性恐怖症の鳳仙が書く春画は、男を喰らわんとする女の凄味があると評判なのに対し、本業の浮世絵は覇気が全くなく、子供にも馬鹿にされる始末。

そんな鳳仙がとある猟奇殺人に巻き込まれるところから、物語が展開していきます。
その猟奇殺人とは、「何人もの女性が立て続けに殺害され、耳を持ち去られる」というもの。
被害者の中に鳳仙が春画の題材にした花魁が入っており、重要参考人として巻き込まれることになります。

被害者を哀れんだ鳳仙は、被害者の耳を探して、親元に返してあげようと画策します。

当てもなく探し回るうちに、一人の当たり屋、もとい当て屋と名乗る椿という女性に出会います。
事ある毎に事件に巻き込まれる鳳仙のタッグで、難解な事件を紐解いていくそんなストーリーです。

感想

一話目から死に方がグロい、、、(あとエロい、、、)
絵が綺麗なのも相まって、めちゃくちゃリアルです。

死んでいくときの心理描写も細かく、犯人にも被害者にも勘定移入してしまう。そんな話が淡々とつづられていきます。

そんな中でも、一巻の後半「狛犬の行方」というストーリー。作中でも、鳳仙に一番影響を与えた話なのですが、犯人が一番かわいそうな救いのない話に、つい泣いてしまいました。。。

2021年10月現在で最新17巻。
一風変わったミステリーに、気になった方はぜひ一度手に取ってみてください!

ちなみに僕は「神の棲む山」という話が一番好きです!

3作目 金色のガッシュ!! #雷句誠

3作目は、アラサーの青春?
雷句誠先生の作品「金色のガッシュ!!」

冒頭のあらすじ

頭脳明晰な中学生高嶺清麿は、その頭の良さをクラスメートに妬まれ、クラスに馴染めずに不登校を繰り返していました。そこに突如ガッシュ・ベルと名乗る少年が、全裸で赤い本とブリを背負ったまま鷲につかまって窓から飛び込んできます。

勢いと情報量だけが多い出会いに、戸惑いを隠せない清麿は、ガッシュを追い返そうとしますが、、

感想

アニメ化されえている上に、完全版リメイクされている作品なので、知っている人も多いかもしれません。
既に完結した作品ですが、涙なしには語れない漫画といえばこれでしょう!

1話目からうるっとくる話ばかりです!
清麿の苦悩、ガッシュの苦悩、鈴芽の苦悩?
様々な悩みは逆境を乗り越えて、少しづつ成長していく様は読んでいて胸が熱くなること必至です!

気になった方はぜひ一度手に取ってみてください!

ちなみに僕は「キャンチョメ」が一番好きです!

4作目 王様ランキング #十日草輔

4作目は、大人だからこそ読みたい優しい物語。
十日草輔先生の作品「王様ランキング」

冒頭のあらすじ

舞台は剣や魔法、魔物や呪いが存在する中世ヨーロッパのような世界。
この世界では、王様が自身の強さや民の幸福度によってランキングされる。「王様ランキング」というものが存在します。

主人公であるボッジは、父であるボッス国王とは正反対の、非力で耳が聞こえず、話すこともままならないというハンデを負った少年でした。
しかしその少年はハンデをモノともせず、純粋に立派な王を目指し、成長していく物語です。

感想

悪い人が全然でてこない!
正義や悪っていうのは結局、立ち位置の違いでしかないんだなぁと、そんなことを考えさせられる漫画でした!

ボッシがボッジを王にしたかった理由、ヒリングがボッジを王にしたくなかった理由、ダイダとボッジの対立、さまざまな思惑が私欲ではなく誰かのために錯綜し、すれ違っていく。

気になった方はぜひ一度手に取ってみてください!

ちなみに僕は「ミランジョ」が一番好きです!

5冊目 圕の大魔術師 #泉光

5作目は、とにかく粋な冒険譚!
泉光先生作、「圕の大魔術師」

じつは、今回はこの漫画を紹介したくて記事を起こしました!(笑)

冒頭のあらずじ

もしかしたら知らない人も多いかもしれません。
物語の主人公は、まだ幼くも純粋でまっすぐな少年「シオ・フミス」

彼は貧民街の出身で、その村では珍しいハーフでした。
「他と違う」ことを理由にいじめにあう彼は、「いつかきっと、御伽噺の主人公が目の前に現れて、僕を助けてくれる」そう信じて日々を送っていました。

そんなある日、町に珍しい来訪者と運命の出会いを果たします。
多くの偶然と少しのなんとなくと1つのうっかりが重なった結果が運命となり、少年の人生を大きく変える冒険が幕を開けるのでした。

感想

とにかく粋なんです!

世界観からキャラの作りこみ、ストーリー、特に鳥肌ものだったのがこの漫画の「著者」です!
この漫画、実は原作があり、

「ソフィ・シェイム」氏が著した「風のカフナ」という本を元に、泉光先生が挿絵をした

という扱いになっています。
が、
この著書と著者は両方とも架空のもので、「圕の大魔術師」の中に出てくる(と思われる)ものなのです!

登場するキャラクターも良い意味でキャラが立っていて、読んでいてワクワクしてくること必至です!

時には目を背けたくなる箇所もあるかもしれない。それでも自分の物語の頁をめくる権利があるのは、自分自身だけ!

カッコよすぎ!!!

2021/10現在で、5巻まで出てます。
超々おすすめなので、是非手に取っていただけると幸いです!

終わりに

いかがだったでしょうか?
知っていたものも知らなかったものも、この秋の夜長に楽しんでみてはいかがでしょうか?

ここまで読んでいただきありがとうございました!

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